先祖の原点へ行く旅(静岡へ乗り鉄紀行) (part5)



 そして、こちらは、ネギトロとカニ味噌です。

 回転しているのを取るより、直接、注文したほうが握りたてが食べれる…これ、当然ですよね。
 そして、お勧めと書いてあった、トロステーキを頼みました。
 これは、わたくしの近くにある回転寿司屋では、見たことが無いネタです。

 食事の後は、お土産を購入しました。 静岡ですので、お茶とわさび漬けなどを購入。
 さて、いよいよ帰るときが来ました。
 まずは、 静岡駅から、豊橋駅までは、新幹線で帰ることにしました。

 ホームへ行くと、ちょうど、その前に出る、ひかり号の乗客がいました。 ひかり号の自由席は、空席がほとんど見つからないまま、発車していきました。

 ひかりの乗車率を見て、「座れるのか?」と祖母が聞いてきました。 
 18時24分発の「こだま」号新大阪行きに乗ることにしました。
 車両は300系です。
 この300系新幹線、祖母は、今回初めて乗ります。 0系ならある、と言っておりましたが…

 ここで、しばらく停車しておりました。
 のぞみ号通過待ちのためです。
 10月改正で、新幹線の側面には、こんなのが貼ってあります。

 「のぞみは、かなう…」 たしかに、のぞみは料金が安くなりました。 でも、企画切符(フルムーンパスやナイスミディパス)などにまだ制限があるので、本当に「のぞみは、かなう」のは、いつなのでしょうか?
 「こだま」の車内はご覧のとおり、ガラガラでした。 そうです、自由席に乗っております。
 「こだま」なら空いているので、自由席が当然です。

 祖母も、「こだま」の乗車率を見て、ホッとしておりました。
 定刻どおり、静かに発車しました。
 さ、早速のアルコールタイム(笑)。
 今回は、さつま揚げのつまみと、富士山というローカルビールを購入しました。

 さすがに、「こだま」でも時速270kmを出すので速いです。
 掛川駅に着きました。 新幹線では、あっという間に到着します。
 ここで、新幹線の通過待ちで数分停車しました。


 このころになって、雨が激しく降ってきました。

 激しい雨の中、時速270kmで走っていきます。

 18時53分、 浜松駅につきました。 ここで、なんと6分も停車しました。 鈍行列車そのものです。
 ま、新幹線の中で、「こだま」は鈍行列車の部類ですので、仕方がありませんが…
 6分の停車中に、デッキに出ました。
 こちら、この車両は1995年に生まれました。
300系は、1992年に登場しましたので、新しい部類なのかな?
 18時59分、発車しました。

 そうそう、JR東海の切符入れの袋ですが、こんなのに、変わっていました。
 TOKIOファンには、良い物なのかもしれないですね。
 19時12分、 豊橋駅につきました。

 なんと、ここでも6分停車して、通過待ちをするそうです。本当にのんびり新幹線です。

 わたくしたちは、降ります。 ここから名鉄に乗り換えです。
 雨は、愛知県に入ってからあがり、豊橋では降っていませんでした。
 名鉄のホームへ来ました。
 豊橋から神宮前までは、新岐阜行きの特急に乗ります。

 新清洲駅には、特急は止まらないので、神宮前で急行に乗り換えるのです。
 帰りは、特別車の指定席では無く、普通の自由席車にしました。
こちらが自由席の車内です。

 自由席でもしっかりとしたつくりとなっております。
 座席はご覧のとおり、転換クロスシートとなっております。
 19時45分、定刻に発車しました。 さすがに、名古屋へ向かう方(ラッシュの列車とは逆方向)なので、空いておりました。
 約45分ほどで、神宮前駅に着きました。
 ここから、新岐阜行きの急行に乗り換え、帰りました。


 今回は、橘逸勢神社へ参拝に行くだけの、鉄道の旅を予定しておりましたが、思わぬところまで行ってしまいました。
 天竜浜名湖鉄道の全線制覇、そして、清水駅まで足を運び、静岡駅から新幹線乗車…という大きな旅となってしまいました。 
 改めて、鉄道の素晴らしさとショックを感じた旅となりました。

 皆さんも、目的地のついで…に、もう一足のばしての旅をしてみるのはどうでしょうか?
 きっと、新しい発見を感じることでしょう。 まずは、旅立つこと! これに限ります。





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